介護は比較的未経験でも始めやすい仕事の一つです。しかし、始めやすいと言っても準備は必要です。今回は未経験から介護士になるために必要なことをまとめてみようと思います。
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介護職としてお仕事をする場合、一般的には施設介護または訪問介護をすることになります。施設勤務の場合、仕事内容は施設の形態によって異なりますが、職員のサポートや指導があるため、無資格でも勤務できることがあります。一方、訪問介護については、利用者と1対1の状態で判断が必要になる場面も多いため、介護職員初任者研修以上の資格を取得しなくてはなりません。
訪問介護で介護職・ヘルパーがおこなう仕事は、大きく身体介護と生活援助の2つに分けることができます。身体介護は、直接身体に触れておこなう介護のことで、具体的には入浴やオムツの交換、着替えの介助などがあげられます。生活援助については日常生活を送る上で必要な手助けをおこなうもので、利用者の炊事や洗濯、買い物などがあてはまります。
介護職は無資格でも働き始められる、間口の広い職業です。
全国どこへ行っても求人があるので、引っ越ししたとしても仕事を見つけやすいのは大きな魅力です。
1.「らしさ」がわかる
たとえば「地域でNo.1のサービスを目指す!」「ホームは入居者の家だと思い、『ケアプラン』ではなく『生活プラン』を考える」など、その事業者としてのこだわりが示されているかどうか、また、そのこだわりを実現するための努力をしているかどうかに注目しましょう。
この事業者固有のこだわりに魅力を感じるか否かで、自分がそこで働きたいか否かを考えられます。
2.ビジョンが明確に示されている
「5年後、10年後の未来に、どのような姿を目指しているか」のビジョンが示されているかどうかに注目しましょう。
その場しのぎの運営ではなく、未来のビジョンに向けて努力している事業者であることが確認できたら、そのビジョンに共感して一緒に頑張っていきたいと思えるかを考えてみてください。
3.改善・改革・チャレンジに積極的
具体的に、どのような改革に取り組んでいるかを確かめましょう。
たとえ現状になんらかのマイナス面を抱えていたとしても、改善・改革の努力を続けている事業者は確実に変化していきます。
改革に積極的な事業者は、働くスタッフたちの意見にもきちんと耳を傾ける姿勢を持っているはずです。
4.方針が明確で徹底している
理念や方針が明確で、その理念・方針を具現化するための行動までが一貫しているかをチェックしましょう。
例えば「挨拶を大事にする」という理念でありながら、スタッフはほとんど挨拶をしていない、という場合には一貫性がないと判断できます。
処遇や待遇よりも、この理念に共感できて理念の具現化に向けて一緒に努力していけるかどうかが、実は大切なポイントです。
5.人材育成に注力している
OJT以外の研修や教育システムが整っているかどうかを確認しましょう。
特に、一般学生を積極的に採用している事業者では、しっかりとした研修制度を整えているところが多いです。
転職後すぐの育成・教育だけでなく、段階的に専門職としてどのように成長していけるか、考えてみましょう。
幾つかの事業所を比較検討するのをオススメします。
ネットで検索すればクチコミは見つかりますので(真偽については自身の判断が必要ですが)、参考までに確認しておくと良いでしょう。
ハローワークにはもちろんのこと、新聞の求人欄や折込チラシにも出ていますが、最新の情報を時間を問わず探せるので、求人サイトは便利です。
介護に特化した求人サイトがありますので、いくつかご紹介致します。
ハローワークのサイトです。
業種を選択するのに幾つかステップを踏まなければならないのと、「介護」という選択肢が明記していないので、少し探しづらいかもしれません。
関東を中心とした首都圏に特化したサイトです。
介護求人に特化した求人サイト。
首都圏を中心に、地方大都市も対応しています。
正社員のみならず、派遣での求人も掲載されています。
関東と愛知・岐阜・三重に対応した求人サイト。
こちらも非公開求人を多くもっているようです。
介護職は、これからの時代に今以上に必要とされる職種です。
年齢制限もほぼ無く、まず働くところから始められる間口の広さ、資格を取り経験を積むことによってキャリアアップできるなど、将来性があるのが魅力です。
「経験が無いから・・・」と尻込みせず、是非チャレンジしてみてください。
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