ニラに似たスイセンを間違って食べた60才の男性が中毒で亡くなるという事故がありました。 ニラとスイセンは絶対に間違えないよう注意必要です。
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保健所によると、男性は29日、自宅敷地内に生えていたニラに似ている植物を採取して調理し、食べた。その後、吐いたり下痢をしたりする食中毒症状となり、医療機関に運ばれたが31日に死亡した。道立衛生研究所で調べたところ、男性が食べた植物から有毒成分のガランタミンが検出されたことなどから、同保健所はスイセンとニラを間違えたことによる食中毒と判断した。
ニラとスイセンの見分け方
ニラの葉には特有の臭いがあり、スイセンの葉には臭いはありません。ニラを採る時は、必ず臭いを確認しましょう。
ニラの中にスイセンが混ざって生えていることがあります。他より際立って大きいものは採るのは止めましょう。スイセンはニラに比べ、葉の幅が広い、草丈が高い、葉が厚いなど特徴があります。
家庭ではニラとスイセンは離して植えましょう。
畑など栽培される多年草で、ユーラシア大陸原産といわれています。
9月頃、葉の間から花茎を出し、白い小さな花をつけます。葉には特有の臭いがあり、ご存知のように野菜として、炒め物や餃子などに調理されます。
黒い種子はキュウシ(韮子)またはキュウサイシ(韮菜子)と呼ばれ、漢方処方に用いられます。
地中海沿岸地方原産とされる多年草で、日本では暖地の海岸に野生化しています。1〜2月頃、葉の間から花茎をだして、香りの良い花を付けます。植物全体、特に鱗茎にリコリンなどのアルカロイドを含有し、誤食すると嘔吐、下痢などを起こします。
また、ラッパスイセンなどのスイセン類やヒガンバナにも同じような成分があり、誤食すると同様に中毒を起こします。
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