がん公表の「ET-KING」いときん

前向きにメンバーに喝!

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「話したいことがあるんですけど、時間をとってもらえますか」
 ヒップホップグループ「ET-KING」に近い関係者から連絡をもらったのが今月1日。翌日の夜、指定された場所に行くと、思いもよらぬ話を聞かされた。
 同グループのリーダーであり、曲作りの中心でもあるいときんが肺のがんを患っているという。そのうえ、ステージ4で、脳にも転移がある…。予想もしていなかったことだけに、向こうがひとしきり説明をした後も、こちらは腕組みをしたまま何も話すことができなかった。
プロレスラーのような体格
 いときんは柔道や総合格闘技をしていたこともあって、もともと、非常にがっちりしたプロレスラーのような体格をしている。彼は格闘技、僕はラグビー。種目は違うが、何か通じるところを感じていたのか、会うと、こちらの手がつぶれるほどに強く握手をしてくる。こちらも負けじとグッと握り返すと、実にうれしそうに「正男さん、相変わらず、エエ体してますねぇ」とこちらの肩や腕を触ってくる。そして、驚くほどに酒を飲む。そして、酔う。そして、笑う。エナジーの塊のような印象しかない。その男が、がん。ステージ4。頭の回線が全くつながらなかった。
 そして、その翌日の木曜日、事務所から正式に病気のことが発表された。何事も真っすぐで、曲がったことが大嫌いないときんと周りの仲間たち。病状を「初期のがん」などとごまかすことなく、僕が聞いていた“正味の話”のまま発表していた。変なところで、変な感情かもしれないが「さすが」と思った。
とんでもなく貴重で幸せなもんや
 縁があり「ET-KING」のメンバーとは10年近く前に知り合い、それ以降、親しくさせてもらっている。僕が日々、ジム通いに使っているスポーツバッグはメンバーのKLUTCHからもらったものだし、メンバーのTENNさんがいきなり旅立ってしまった時も、そして、再びグループが始動する時も、いろいろと話を聞いてきた。
 2015年12月、まさにその再始動に際して、この「個人」のコーナーでいときんにインタビューをした。その時の取材メモを振り返ると、なんとも胸に迫るものがあった。
 「僕らはずっと大阪・大国町でメンバーみんなで共同生活をしていたこともあって、どこかで“みんながおって、当たり前”と刷り込みのように、無条件に思ってきたんです。ただ、今回、TENNのことがあって、ガラッと変わりました。ホンマに、ホンマに。“いるのは当たり前ではない”。そう、心底思うようになりました。切なくもありますけど。となると、より一層、好きなもんとおれる時間というのが、とんでもなく貴重で、幸せなものやと思えるようになったんです」。
 実際、その言葉が示すように、一時期はメンバー間で方向性の違いが出たこともあったが、今はメンバーの関係性も非常によく、今年3月に行われたKLUTCHの結婚式でもメンバーがそろって熱唱し、夜通し飲み明かすなど公私ともに結束の強さを見せていた。
「お前ら、しっかりせぇ」
 現在、いときんは深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)の症状もあり、大阪市内の病院に入院しているが、本人はいたって前向き。治療法を勉強したり、また、曲作りへの情熱も見せている。5日には神戸でいときん以外のメンバー5人が出演してのイベントもあったが、その際も、病床のいときんが「お前ら、しっかりせぇ」とメンバーを鼓舞して会場へと送り出した。
 12月からは全国7ヵ所を回る「ET-KING」のツアーがある。そして、また来年は結成20周年にもあたる。やらねばならないことは山積みだ。
 もちろん、時期は問わないが、また、いときんが中心で歌っている姿が見られることをメンバーはもちろん、周りの誰もが信じている。そして、また、こちらの手がつぶれるほど、握ってくれる日を僕も待ちたいと思っている。

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